警察の巡回カード
2008年 05月 03日
さきほど、家のチャイムが鳴り、「ん?アマゾンかな?」と思ってインターホンに出ると
「警察署の者です。巡回カードというものを書いてもらってるんですが、
お名前は○○さんですか?あ、違う…最近引っ越してこられましたか?
お名前など書いていただきたいので、ちょっとドアを開けてもらえませんか」
ピーン!
最近刑事ドラマに凝っている私の中で、即座に事件フラグが立つ。
よく「警察や消防署をかたって訪問してくる詐欺がある」って言うじゃないですか。
これに違いない。わぁ。事件に巻き込まれた。どきどき。わくわく。
「警察が、訪問して個人情報を書かせるのですか?事前連絡なしで…。」
「今、隣りの部屋の人にも書いてもらいました。ほんの少しドアを開けていただければ結構ですから。」
とりあえず、マンションのオートロックを開けてみた。
ドアの覗き穴から覗くと、警察官の制服を着た犯人がやってくる。50代だろうか。
ドラマでやっているように、ドアのチェーンはつけたまま、そーっと細く開ける。
拳銃が入らないぐらいに、細くだ。
犯人 「このカードに書いていただきたいだけなので」
きょ 「じゃあそのカードをドアの隙間からこちらに差し入れろ」
緑色の紙が差し出される。
近所の警察署の名前が。大量に印刷して大規模な犯行を行っているようだ。
しかし、私は騙されない。
きょ 「警察手帳を見せろ」
犯人「あ、いいですよ」
思ったとおりだ。警察手帳まで偽造している。
ドアの隙間に押し付けてくるが、隙間が狭いのであまり見えない。
きょ 「見えません。隙間から中に差し入れて」
犯人「いや、そんな隙間から入れませんよ。壊れちゃいますよ」
ほら、見せられないんだ。
間違いなくこいつはクロだな。
きょ 「強制力はないんですね?」
犯人「ありません」
きょ 「じゃあ、書きません」
カードを返して、ドアを閉める。
ふぅ…危機一髪だったぜ…。
しかし俺も奴らに甘く見られたもんだな。こんな手を使ってくるなんて…。
念のため、警察庁にいる後輩に電話をしてみた。
きょ 「…という事件だったんだよ」
D 「きょんこさん…それ普通にお巡りさんですから。僕もやったことありますよ」
きょ 「あ…そなの?」
そういうわけで、事件は解決した。
ちなみに今日の夜九時から『相棒』スペシャルだぜ。
「警察署の者です。巡回カードというものを書いてもらってるんですが、
お名前は○○さんですか?あ、違う…最近引っ越してこられましたか?
お名前など書いていただきたいので、ちょっとドアを開けてもらえませんか」
ピーン!
最近刑事ドラマに凝っている私の中で、即座に事件フラグが立つ。
よく「警察や消防署をかたって訪問してくる詐欺がある」って言うじゃないですか。
これに違いない。わぁ。事件に巻き込まれた。どきどき。わくわく。
「警察が、訪問して個人情報を書かせるのですか?事前連絡なしで…。」
「今、隣りの部屋の人にも書いてもらいました。ほんの少しドアを開けていただければ結構ですから。」
とりあえず、マンションのオートロックを開けてみた。
ドアの覗き穴から覗くと、警察官の制服を着た犯人がやってくる。50代だろうか。
ドラマでやっているように、ドアのチェーンはつけたまま、そーっと細く開ける。
拳銃が入らないぐらいに、細くだ。
犯人 「このカードに書いていただきたいだけなので」
きょ 「じゃあそのカードをドアの隙間からこちらに差し入れろ」
緑色の紙が差し出される。
近所の警察署の名前が。大量に印刷して大規模な犯行を行っているようだ。
しかし、私は騙されない。
きょ 「警察手帳を見せろ」
犯人「あ、いいですよ」
思ったとおりだ。警察手帳まで偽造している。
ドアの隙間に押し付けてくるが、隙間が狭いのであまり見えない。
きょ 「見えません。隙間から中に差し入れて」
犯人「いや、そんな隙間から入れませんよ。壊れちゃいますよ」
ほら、見せられないんだ。
間違いなくこいつはクロだな。
きょ 「強制力はないんですね?」
犯人「ありません」
きょ 「じゃあ、書きません」
カードを返して、ドアを閉める。
ふぅ…危機一髪だったぜ…。
しかし俺も奴らに甘く見られたもんだな。こんな手を使ってくるなんて…。
念のため、警察庁にいる後輩に電話をしてみた。
きょ 「…という事件だったんだよ」
D 「きょんこさん…それ普通にお巡りさんですから。僕もやったことありますよ」
きょ 「あ…そなの?」
そういうわけで、事件は解決した。
ちなみに今日の夜九時から『相棒』スペシャルだぜ。
by kyonkoenglish
| 2008-05-03 15:10