共通の趣味
2008年 01月 24日
その人は私の10歳年上で、子供の頃から憧れていた人だった。自分が幼い故、その人に女性として見てもらえないことが悲しくて、早く大人になりたいと思った。
それから10年以上過ぎ、私はそれなりに大人になった。
再会したその人は、私に電話番号を聞いてくれた。
毎晩のおしゃべりが、いつのまにか習慣になった。
彼は言う。
「今日、俺が作った英文の契約書の中で、fitにするかmatchにするか、迷ったよ。結局間違ったし」
私は笑う。
「動詞の使い分けって難しいよね。でも形容詞も難しいなぁー。私もね、さっき『華麗なる一族』を英訳しようとしたとき、「華麗なる」をどの形容詞にしようか迷ったの」
「あー、わかるわかる!俺だったら、そうだなぁ・・・。」
・・・こうしてひたすら英語トークが続くため、二人はまだお互いの趣味その他バックグラウンドを全く知らないのであった。
これって・・・恋じゃないよね・・・。
それから10年以上過ぎ、私はそれなりに大人になった。
再会したその人は、私に電話番号を聞いてくれた。
毎晩のおしゃべりが、いつのまにか習慣になった。
彼は言う。
「今日、俺が作った英文の契約書の中で、fitにするかmatchにするか、迷ったよ。結局間違ったし」
私は笑う。
「動詞の使い分けって難しいよね。でも形容詞も難しいなぁー。私もね、さっき『華麗なる一族』を英訳しようとしたとき、「華麗なる」をどの形容詞にしようか迷ったの」
「あー、わかるわかる!俺だったら、そうだなぁ・・・。」
・・・こうしてひたすら英語トークが続くため、二人はまだお互いの趣味その他バックグラウンドを全く知らないのであった。
これって・・・恋じゃないよね・・・。
by kyonkoenglish
| 2008-01-24 12:59