カバンの思い出
2007年 04月 11日
なにげない、いつもと同じエレベーターの中。
あ。
私の目が、隣り合ったビジネスマンのカバンに吸い寄せられました。
それは、遠い遠い日に、大事な人にプレゼントしたカバンと同じものでした。
そのカバンが使い古されてボロボロになった頃、彼は外国に行ってしまい、私たちの関係も終わってしまいました。その後、彼はある業界で成功を遂げ、その様子は嫌でも私の耳に入ってくるようになりました。彼に比べて、当時の私は惨めで自堕落な生活を送っており、耳をふさぎたい気分でした。
別れて幸せになった彼と、どん底から抜け出せない自分。その対比が悔しくて悔しくて。
自分も頑張っていることを見せるために、返事の来ないメールを送りつけたりもしていました。
・・・でも今。
彼のカバンのことを思い出しても、まったく胸が痛まない自分がいたのです。
私は有名になったわけでも、大きな成功をしたわけでもないけれど、会社とコンサルタントの皆さんのために何かできないか、毎日考えて実行していることを誇りに思い、充実した時間を過ごさせてもらっている。
だから・・・もう、過去にとらわれたりしない。
エレベーターを降りてa.m.p.m.におにぎりを買いに向かう私は、確かに幸せでした。」
妹「・・・で、アンタ、カバンの他に何を貢いだんだっけ?」
きょ「えーと、カバンを筆頭に、高級ブランドのシャツを数枚、ジャケット、ダウン、腕時計、ネクタイ・・・」
妹「そんなんだから、男に逃げられるんだよ。外国にまで」
きょ「うん・・・。だって、好きになると、貢いじゃうんだも~ん♪」
貢ぐOLが好きな方は、きょんこまで。
■今日のテーマ:切ない思い出
⇒painful memories
「切ない」の訳は、いろいろ考えたのですが、「胸がきゅんと痛む」感じということで、painfulにしてみました。agonizing・・・は、ちょっと痛すぎな気がしません?
・love is agony, love is joy(愛は苦悩、愛は喜び) なんて詩もあった気がしますね。
・"Love Actually"という映画の中で、11歳の男の子が恋の悩みに真面目に取り合ってくれない父親に、"The total agony of being in love."と言っていました。この映画、セリフの英語がとても美しいので、ほぼ全部暗記してしまいました。
・彼のことを思い出すと、いまだに胸が痛む。
⇒When I think of him, I still feel pain in my chest.
皆さんも、painful memoriesはそれぞれお持ちだと思いますが、それは楽しい思い出と一緒に残されたものなんですよね。それでもいつも、painful memoriesの方が心から消えにくいのは、なぜなのでしょうか。
あ。
私の目が、隣り合ったビジネスマンのカバンに吸い寄せられました。
それは、遠い遠い日に、大事な人にプレゼントしたカバンと同じものでした。
そのカバンが使い古されてボロボロになった頃、彼は外国に行ってしまい、私たちの関係も終わってしまいました。その後、彼はある業界で成功を遂げ、その様子は嫌でも私の耳に入ってくるようになりました。彼に比べて、当時の私は惨めで自堕落な生活を送っており、耳をふさぎたい気分でした。
別れて幸せになった彼と、どん底から抜け出せない自分。その対比が悔しくて悔しくて。
自分も頑張っていることを見せるために、返事の来ないメールを送りつけたりもしていました。
・・・でも今。
彼のカバンのことを思い出しても、まったく胸が痛まない自分がいたのです。
私は有名になったわけでも、大きな成功をしたわけでもないけれど、会社とコンサルタントの皆さんのために何かできないか、毎日考えて実行していることを誇りに思い、充実した時間を過ごさせてもらっている。
だから・・・もう、過去にとらわれたりしない。
エレベーターを降りてa.m.p.m.におにぎりを買いに向かう私は、確かに幸せでした。」
妹「・・・で、アンタ、カバンの他に何を貢いだんだっけ?」
きょ「えーと、カバンを筆頭に、高級ブランドのシャツを数枚、ジャケット、ダウン、腕時計、ネクタイ・・・」
妹「そんなんだから、男に逃げられるんだよ。外国にまで」
きょ「うん・・・。だって、好きになると、貢いじゃうんだも~ん♪」
貢ぐOLが好きな方は、きょんこまで。
■今日のテーマ:切ない思い出
⇒painful memories
「切ない」の訳は、いろいろ考えたのですが、「胸がきゅんと痛む」感じということで、painfulにしてみました。agonizing・・・は、ちょっと痛すぎな気がしません?
・love is agony, love is joy(愛は苦悩、愛は喜び) なんて詩もあった気がしますね。
・"Love Actually"という映画の中で、11歳の男の子が恋の悩みに真面目に取り合ってくれない父親に、"The total agony of being in love."と言っていました。この映画、セリフの英語がとても美しいので、ほぼ全部暗記してしまいました。
・彼のことを思い出すと、いまだに胸が痛む。
⇒When I think of him, I still feel pain in my chest.
皆さんも、painful memoriesはそれぞれお持ちだと思いますが、それは楽しい思い出と一緒に残されたものなんですよね。それでもいつも、painful memoriesの方が心から消えにくいのは、なぜなのでしょうか。
by kyonkoenglish
| 2007-04-11 15:05