サバ(雌)。太平洋に浮かぶ小さな島で生まれる。上京後、コギャル系ローマ人を経てVIPPERへ。英語コンサルタントの顔も持つ。"qちゃん"という子猫を飼っている。 趣味は自作自演。japanese_sabaアットlive.jp


by kyonkoenglish

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こんな国際線は嫌だ

・乗客全員で「あいのり」

・じゃんけんで勝った人からビジネスクラス

・ドリンクを頼むたびにCAと野球拳

・映画が全部アダルト

・映画が「LOST」初回

・機内食は肉か魚かあみだくじで決める

・乗客全員でビンゴゲームをやる

・スチュワーデスはタガログ語しかしゃべれない

・機長挨拶「今回は私、初めてのフライトでございます…」



みたいなことを考えていたら、14時間なんか、あっという間だった。
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by kyonkoenglish | 2008-06-30 20:59

土産話

エジプトの香水瓶を渡しがてら、モテモテ旅日記(ネタ)を聞かせるために女友達と会う日々。

昼、銀座でB子とお茶。

きょ 「…というわけで、エジプト人は、紳士的でちやほやしてくれて、手は出してこない。
    世界で一番良い国だ!」

B子 「そんな、夢のような世界があるんですか。
    私も行きますエジプト!えーと…(スケジュールを調べ始める)」



夜、新宿御苑前のビストロでC子とディナー。

きょ 「でさ、カッパドキアの王子と恋に落ちたの…かくかくしかじか…」

C子 「あら、いいじゃなーい。それで結ばれるのも一つの幸せのかたちだと思うよ」

きょ 「でしょ。私もいっそのことトルコに嫁いで家庭に入ろうかと…」

C子 「ところで、その絨毯屋は、なんで『王子』なの?」

きょ 「えっ、ルックスが…あと、私をお姫様と呼ぶから?」

C子 「なーんだ、本当の王子を捕まえたのかと思った。
    ただの絨毯屋なら、結婚しない方が良いと思うよ

きょ 「そ…そっかな」





どっちも親友。
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by kyonkoenglish | 2008-06-29 01:26
この旅行記のタイトルの意味は、直接的な意味のほかに「なんだか楽しそうなことを書いてあるけど真似しないでくださいよ」という意味がある。

私の旅の原点は、11歳のときのマレーシア・ブルネイホームステイにある。もちろん初の海外旅行だ。田舎の家庭と都会の家庭、それぞれに3泊ずつしたが、それはもうショッキングな体験であった。家の壁が緑色だ!ごはんが辛い!服装が違う!高校も訪問したし、村の結婚式にも出席した。そのとき私は、これこそが海外旅行なり、と思い込んでしまった。違う生活をし、違う言語をしゃべる人たちとコミュニケーションする緊張と、楽しさ。英語が簡単なものしかしゃべれないのが悔しく、帰ってくると早速「現在完了形」を調べたのを覚えている。「~したことがある」と言いたかったのに、過去形でしか言えなかったためだ。どうやって英語を勉強したのか、と聞かれるが、この繰り返しで勉強してきた。

旅の目的は人それぞれあると思うが、私の場合、遺跡や建築物の鑑賞にはそれほど興味がない。万里の長城にしろ、ピラミッドにしろ、「どうだった」と聞かれると「はい、確かにガイドブックの写真通りでした」と言うぐらいである。だからほとんど写真も撮らない。だって、良いのがあるんだもの。世界史の資料集とかに。

興味があるのは、違う暮らし方をしている人々。自分の価値観と違う軸を持つ人が、何を食べ、どのように暮らし、何を思っているか。自分の想像を越える価値観を持っている相手と知り合い、お互いを受け入れ、認め合う行為こそが、究極のエクスタシーであり、私の旅のかたちなのだろう。

それをするには、その土地の人と友達になるしかない。

私が外国でボーイフレンドを作って帰ってくると「あの女は外人と寝るのが好きなんだ」と思われるが、男友達と遊んでそれ以上の関係になるかどうかは自分の気持ち次第であって、それは日本人であろうと外国人であろうとまったく変わらない。友達は友達。そのスタンスが通用する相手かどうかは、無論自分の判断にかかっている。

判断次第では、素晴らしく面白い体験ができる。地元の友達を紹介してもらい、夜通し語り合ったり、普段買い物をするマーケットに連れて行ってもらったり、秘密のカフェでとっておきのコーヒーを飲んだり。これらはガイドブックに載っていない、私だけの経験だ。ロンドンのパブでたまたま知り合った、黒人とアジア人とヒスパニックと白人が人種差別について語った夜の経験は、忘れられない。こういう経験をしているとき、私は「旅してる」っていう気になる。

ただし、これらの行為は命がけである。

遊びに行く相手の選定には細心の注意を払うとしても、何が起こるかわからない。私はこれまでふらふらと、誰にも必要とされずに生きてきたから、常に「いつ死んでも良いから、面白いことをしよう」と思って行動してきた。結果、たまたままだ生きているが、これは運が良かったためであるのは自覚している。愛する人がいたり、つまりまだ死にたくない人は、決して真似をしないことをお勧めする。

…というわけで、私はツアーを使ってはいけないことがよくわかった。
「ガイドブックに載っていない旅」は、まだしばらく続きそうである。
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by kyonkoenglish | 2008-06-27 11:04
きょ 「『THE 有頂天ホテル』の前売り券ありますか?」

お姉さん 「…はっ?」

きょ 「だから、有頂天ホテ…ル…あっ」

お姉さん 「くすっ」

有頂天になってんのはアンタだよ、と。
観てきましたよ『THE マジックアワー』。有頂天の100倍面白いです。超お勧め!



さて、トルコからエジプトに戻ると、旅行もまもなく終わりである。私はどうしても見ておきたいものがあった。それは、エジプトの映画館である。

Amir(31)は私の希望に応えて、住宅地や商店街を車で周ってくれた。日本人など一人もいないところ、開いた車の窓(エアコンはない)の向こうから皆が興味深そうに私を覗き込んでいる。走り回ったり、家の手伝いをしている子供たち。水タバコを吸っているお父さん。見たこともない魚が並んでいる魚屋。アラビア語の看板で彩られた街並みは、私の心に深く刻み込まれた。人々の笑顔とともに。

映画館は街の真中にあった。Amirと映画館のお姉さんが真剣に選んでくれ、エジプトのコメディー映画を観ることになった。もちろんアラビア語だから筋はわからないのだが、雰囲気を楽しみたかったのだ。映画館は、なかなかきちんとしたものだった。ポップコーンは売っていないようだった。予告編なしに、いきなり始まる。映画が始まると、みんな笑って楽しんでる。ところどころでケータイが鳴り、出ている人がいる…と思ったら私の連れであった。おいおい。「中休み」があり、終了。イスラム国だが肌の露出はOKだという。ヒロインのお風呂のシーンもあり、ちょっと意外だった。映画はなかなか完成度が高かったように思う(ストーリーわからないけど)。

ここでいろいろモメたあと、交代し、Ahmad(30)とディナー。ナイル川の夜景を楽しみながら高級ホテルのレストラン、どれだけ高いんだと思ってこっそり見てみたらら二人で5000円ちょっと…なんだかヨーロッパに行くのが馬鹿らしくなってしまう。

食事を終えてナイル川の橋を散歩しながら、「カイロには地下鉄があるのか」と聞いたら「ある」というので乗ることにした。意外なことに、駅はタイル張りで広くてきれいだ。四路線あるという。しかし車内に入ると……蒸し風呂。男の汗の匂いで呼吸困難になり、すぐに退避。そのあとエジプト式「ディスコ」に連れて行ってもらったが…余りにも面白くないので帰った。Anyway,ようやくカイロを訪れた気分になった。
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by kyonkoenglish | 2008-06-27 00:25
ピラミッドを見たあと、ツアーはエジプト航空でイスタンブールに飛んだ。トプカプ宮殿などの観光のあと、すぐにバスでトルコ全土一週間遺跡めぐりの旅に出たのである。

遺跡めぐりは、正直きつかった。酷暑の中、歩き回って足が痛いし頭も痛い。

疲れきったみんなのテンションが俄然上がったのが、「カッパドキア」であった。巨大な岩がにょきにょきと生えており、その中は空洞で人が住んでいるというのだ。なんというか、「ナウシカ」の世界であった。

ここには有名なトルコ絨毯の会社があった。実際に織っているところを見せてくれて、その場で売っていくものだ。

皆が絨毯を見て周っている間、私は悪い絨毯商人に絡まれていた。これを助けてくれたのが、良い絨毯商人の彼(31)だったのだ(事情により詳細は伏せる)。

黒い長髪を後ろに丁寧になでつけ、端正な顔は笑うととてもかわいい。身長は高く、がっちりとした体型だ。

王子 「だいじょうぶ?(きれいな日本語)」

きょ 「あ、ありがとう…」

王子 「ツアーで来てたよね。かわいいから気になってたんだ。また会えて夢みたいだよ」

きょ 「…。(って、こいつもナンパかーーーーーーーっ!)」

王子 「ココちゃんっていうんだ。名前もかわいい。靴もかわいい♪おしゃれねっ☆」

きょ 「あー…、そうですか…ありがとう」

王子 「ココちゃんは、わたしのお姫さまっ♪」

きょ 「(くらっ)かわいい…」←うっかり


しかし…なんでそんな日本語知ってるんだろう??
「かわいい」とか「お姫さま」とか「夢みたい」とか、ねぇ…。
こいつ、日本人の女の子全員に言ってるな…!?

帰国後。

テレビ 「日本に住んでる外国人のための特別講座!デート編」

きょ 「ん?」

テレビ 「日本人の女の子を口説くには…『きみは僕のお姫様だよ』って言ってみよう!」

きょ 「(こける)まんまやん!
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by kyonkoenglish | 2008-06-26 01:17
”ココちゃんは、ワタシの、お姫さまダヨ。”

と言って、砂漠の王子様は私の手の甲にキスしたの。」

と、友達に報告したところ、

「頭、大丈夫?」

と言われた。

2週間ぶりのテレビでは、エド・はるみのCMがますます増えて、相変わらず食肉は偽装されていた。

あの砂漠の町では日本の東京の喧騒など嘘のようだったが、今では頭の中にいっぱいの砂のお城が崩れていくようだ。さらさらと。影もなく。そしていつもの毎日にすぐ戻ってきてしまった自分が、ちょっと悲しいような。旅とはそういうものだけど。

入社手続き書類が届いていたので、準備を進める。いよいよあの会社に入れるんだという実感が沸いてくる。
王子様、私は日本でも頑張ります。


※”ココ”というのは私の海外での名前です。キョーコは発音しづらいので、短くしてココになった。うん、自分でも似合ってないなぁと思うよ。でも叶恭子さんもこうしていると知って、許してもらえる気が。違うか。
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by kyonkoenglish | 2008-06-25 08:58
そうそう、この旅行記のタイトルであるが、意味はそのまんまである。「クフ王の部屋に入れます」などと言われても、決してチケットを買ってはいけない。

日本人は愚かなので、「すげー!ピラミッドの中に入れるんだー!」とテンションを上げて中に入ってしまう。しまった、と思ったときはもう遅い。

ピラミッドの中に入ると、非常に急勾配の細い階段が続いている。しかも、頭を低くしないと天井に頭がぶつかるのだ。身をかがめながら大きな石の階段を上っていると、なんで金まで払ってこんなことしているのかわからなくなる。そうか…これが「ピラミッドの呪い」ってやつか…。

しかし、あまりのしんどさに頭が朦朧としながらも、決して足を止めてはいけない。後ろから次の日本人のおばちゃんが、「ウンセ、どっこらしょ、あいたー」と言いながら迫ってくる。おばちゃんに押しつぶされないためには、足の痛みをこらえて上りつづけるしかない。

いい加減、涙がこぼれてきたところでようやく石の部屋に到着…って、え?あれ?ここが「クフ王の部屋」…?

六畳間ぐらいの広さの部屋に、石の棺らしきものが置いてあり…、

ガイドさん 「ほかのものは、すべて盗賊に持っていかれてしまいましたー」

ちょ…ちょっと待てぇぇぇぇぇぇ~い!

なんなんだこれは。詐欺も良いところではないか。恐ろしいことに、このツアーではクフ王の部屋に入るところまでがツアーに含まれているのである。20代の私はともかく、60代の中高年夫婦に対してこの扱いはひどいだろう。とりあえず、2週間のツアーの前半一週間は足の痛みのため階段を降りられなかったことは明記しておく。

かくして、日本に帰った私は

友 「おー、ピラミッドどうだった?」

きょ 「あれは…中に入るもんじゃないよあれは…」

と渋い顔をして語ることになったのである。そのためにエジプト行ったのに…ねぇ…。
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by kyonkoenglish | 2008-06-25 03:15
香水青年がピラミッド・ショーに連れて行ってくれるはずだった夜、Ahmedは「ナイル川クルーズに行こう」と私を誘った。なんでも、船のオーナーと知り合いだから、20人乗りの船を2人で貸しきりできるということだった。

船か…。

島で生まれ育ち、高校三年間を船通学した私には皆がなぜそんな船に乗りたがるのかわからなかったが、とりあえずOKした。実際、車が滑り込んだ川沿いからは美しいサンセットを見ることができた。

さて、クルーズである。たくさんの大きな船があって、どれにもピカピカ光る飾りがついている。乗っているのは100%エジプト人。向こうの船から子供たちが「ガイジンだ、ガイジンだ」と言いながら(たぶん)、私を見ているので手を振ってやるともう大変。キャッキャ言って大騒ぎした挙句、私の写真を撮り始めた。まるで動物園である。

やがて、私たちが乗る船がやってきた。乗っていたお客さんが降りて、私たちが乗り込む。船頭さんと、その手伝いをする7歳ぐらいの子供が一人。ブーンブーンとエンジンをふかす…はずだったが…。

…いくらやってもエンジンがかからない。

さすがにもう驚かなかった。着いた日の観光バス、昨日のドライブ、そして今日のクルーズ…エンジンがかからない国なのだ、ここは。

「この船は駄目だ、次の船を待とう」

これを繰り返し、私は気長に待った。
結局、無事に動き出した船は4隻目で、既に2時間が経過していた。

まぁ、待っただけのことはあり、ナイル川クルーズは素晴らしかった。何本もかかった橋はキラキラと光り、行き交う船と挨拶を交わす。とても幻想的な光景だった。

こりゃもう…ディズニーシーのゴンドラとか、馬鹿馬鹿しくて行けないな…。

そんな思いとともに、エジプトの旅(前編)は終了したのである。
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by kyonkoenglish | 2008-06-24 16:42
昨日の香水屋とは、私が彼の電話番号をなくしたことにより、終わりとなった。

代わりに私が遊ぶことになったのはAhmed(28)。
彼は、やはりツアーで知り合ったサービス業の男だったが、英語はひどいものだった。
正直、最初はアラビア語にしか聴こえなかったぐらいだ。
しばらく聞いて、ようやく法則を掴んだ。

・Hは発音しない。⇒Hello!は アロー! her は エル。
・Pは発音しない。⇒I'll be waiting for you at working.
             workingで待っている?と思ったら、parking(駐車場)であった。

したがって、

”アー ユー アビー?”

は、おそらく" Are you happy?" であろうと推測することができた。

5分おきに聞いてくるのでウザかった…。

彼は「エジプト人の90%は英語を話せる」と言っていたが、怪しいものである。
ちなみにトルコでは高級ホテルのホテルマンでも英語が通じなかった。
自分の唯一の武器である英語が通じないというのは、結構なカルチャーショックであった。
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by kyonkoenglish | 2008-06-24 01:29
薄いイエローの車はカイロの夜を快適に走っている。

運転席で華麗な手放し運転をしているのは、ツアー初日に立ち寄った香水屋で知り合ったエジプト人の彼(23)。香水会社のほか商売をしている一家のボンボンで、私が買おうとしていた香水や香水瓶をすべてホテルに届けてプレゼントしてくれたのだ。綺麗なアメリカ英語を話し、私が大好きなくるくるパーマの美青年であったことにより、彼と出かけることに決めた。一応、フロントに連絡先と「添乗員さんへ 自己責任でお出かけします」と一筆書いて。

「エジプト人が食べるものを食べたい」という私のリクエストに寄り、屋台村のようなところでエジプト風ケバブのようなものを食べた。美味い。「こんなものが良いの?」と不思議がる彼に、私は笑顔で頷いた。さっき参加してきたエジプトツアー初日の夕食は、なぜか中華料理であり、大抵のまずいものは平気な私でも、一口ものどを通らない代物だった。

カイロでのドライブは命がけだ。何しろ、車線もなければ信号もない。広い道路を、車が適当に抜いたり抜かれたりしながらブンブン走っている。たまに馬車も走っている。その間を縫って、人が横断している。車が止まると、誰かがやってきて何かを売りに来る。危なっかしいことこの上ないが、「事故は少ない」とガイドさんは言っていた。うそをつけ。

車はいつしか丘の上に向かって走っていた。…のだが、後ろからバタンバタンと音がする。彼は車を脇に寄せて止め、様子を見に行った。

戻ってきて一言言った。

「車が壊れた。」

な、なんだそれはーーーー!!!

私は百戦錬磨の経験により、この男は安全だと確信して誘いに乗ったが、さすがに車の安全までは確認できなかったよ。そういえば、昨日空港に迎えにきた観光バスも走るなり故障して、みんなを恐怖に陥れたっけ…なるほど、これがエジプト流の歓迎…いや、いきなりそんな異文化体験は…いらん

彼は、準備よくトランクから修理用具を取り出してガタガタ始めたが(車検しろよ)、しばらくすると「もっと大きなスパナがいる」と言うなり、道路に飛び出して両手を振り始めた。五分ほどして、一台のトラックが止まってくれた。降りてきた運転手と彼は協力して車を修理すると、トラックは走り去り、彼は何事もなかったかのように運転席に戻ってきて車をスタートさせた。

やがて車は丘の上に着いた。車を降りると、広がった眺めに私は言葉を失った。夜の砂漠に金の粉をばらまいたような、カイロの夜景であった。高層ビルや高速道路がまぶしい東京やニューヨークのような大都市とは違う、素朴な夜景というものを私は初めて見た。

気になったのは、私たちの目の前が断崖絶壁であったことである。そこでは50人ほどの人が集まって夜景を見ていたが、ガードレールも柵もない。これは日本ではありえない。なお、椅子に座るのは警察に取り締まられているらしく、警察官が来ると人々は椅子を持って逃げ回っていた。

「明日の夜はピラミッドのショーを観に行こう」と約束し、私はホテルに戻った。感心なことに、この青年は暗がりで車を止めたりしつつも、私の手も握らなかった。いろいろ頑張っていたが、口説き方を知らないのである。なかなか良いイスラム教徒だ。くるくるパーマだし。

満足して部屋に戻ると、けたたましく電話が鳴っていた。もう11時半なのに…誰?

電話を取り、わめきたてるアラビア英語をしばらく聞いていると、私の中ですべてがつながった。なるほど、そういうことだったのか…。

エジプト初日の長い夜は、まだ始まったばかりであった。
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by kyonkoenglish | 2008-06-23 10:24