サバ(雌)。太平洋に浮かぶ小さな島で生まれる。上京後、コギャル系ローマ人を経てVIPPERへ。英語コンサルタントの顔も持つ。"qちゃん"という子猫を飼っている。 趣味は自作自演。japanese_sabaアットlive.jp


by kyonkoenglish

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キャリアウーマンの品格

・「プランタン銀座」ではなく「新宿伊勢丹」か「銀座松屋」で買い物をする

・肌と爪の手入れは怠り無い

・スタイルが良く、ベージュのパンツスーツが似合う

・電話すれば駆けつけてくれる男を常に2~3人キープしており、時々入れ替える

・特定の男性とはつきあわないが、お友達以上の男は常にいる

・大泉洋が出る番組は必ず観る

・スマスマも必ず観る

・同じ男と二度寝ない

・男より仕事が大切だと思っている

・結婚願望を口にしない

・いつまで経っても結婚できない



・・・あれ?
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by kyonkoenglish | 2007-10-31 18:24
・今、会社のポータル内の私のブログ(ここと内容は一緒)では、アクセス「10000」取り合戦」が始まっています。現時点で9958アクセス。このままだと今日の夜か明日辺りに誰か取るでしょうね・・・誰だろう。申告してくれたら良いなぁ

・ちなみにこのサイトはおかげさまでとっくに10000超えております。ありがとうございます。

・今日は早く帰ります。なぜなら21時から、大泉洋主演のドラマがあるから!あ、なんか上戸もちょろちょろしてた気がしますが。皆も早く帰ってあのくるくるパーマを見よう!

以上、会社のブログに書けないことを書いてみましたー帰ろっと☆

ぎゃあああああ!!!ちょっと居眠りしてる間にドラマが終わってしまったぁぁぁぁ!!!!なんか、「どうぞ」と待ちに待ったステーキを食べようとしていたらその辺の猫がくわえて行ってしまった、いやそんな言葉では表現できない悔しさ。を、エセ大泉洋に知らせようとしたら、出ないし。
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by kyonkoenglish | 2007-10-30 18:29

昨日の言い訳

滑った!昨日のショートショートは滑った!安藤美姫も華麗に滑ってたし!(関係ない)
ショートショートは最後まで引っ張って、引っ張って、オチのためにそこまで読ませるわけで。
キレのないオチだったときの「ここまで読んで損した」感を
読者に味合わせてはならないのに味合わせてしまった・・・。
だってあそこまで来ておいて、収集つかなくなっちゃったんだもん。

私はごく最近小説を書くようになったのですが(あの『テスノート』が最初です)、
明らかに読むより書く方が楽しい。(そもそも私は小説を読みません)
好きな電車、好きなレストラン、好きな人・・・みんなを登場させて好きなように
動かせるわけですから。しかし、「読む人」を意識して書くなら、やっぱり「面白かった」と
言ってほしいなぁ。

波田陽区に「残念!」と斬られてしまいそうなこの頃です(旬のネタ)

それにしても、ここに英語のプロジェクト型勉強法を連載したときも、アクセスが減ったなー。
ショートショート始めて、ますますアクセスが減ったなー。
連載小説始めてますますますますますますアクセスが減ったなー。

・・・ひょっとして・・・ひょっとしてひょっとしてひょっとして、このブログ、面白くな・・・
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by kyonkoenglish | 2007-10-30 11:17

バーテンダーの話

(この作品はフィクションであり、実在の人物とは一切関係ありません )

え、私のお客様のお話ですか?
そうですねぇ、あまりお客様の話はしないことにしてるんですが・・・。

ここは見ての通り、小さなバーで、お客様同士がお声を掛け合って親しくなられることも多いんですよ。もう4、5年前になるでしょうかねぇ、その夜は30代ほどのご婦人とそれよりもう少し年上の男性がカウンターのやや離れたところに座ってらしたんです。ご婦人のグラスが空いたとき、それまで葉巻をふかしていた男性が、「あのご婦人へマダム・ロシャスを」と言われました。私はシェーカーを振って、その爽やかなカクテルをご婦人にお出ししたのです。「あちらの男性からです」と添えて。彼女は男性ににっこりと微笑みかけられました。その夜はそれだけでした。

しかし、次の夜、また二人はこのバーで偶然出会われたのです。今度は男性が「良かったらご一緒しても良いですか」と聞き、二人は話し始めました。

その後に何が起こったのか、私にはわかりません。

けれども二人は毎週木曜の夜8時きっかりにここで会い、男性が置いているボトルのウィスキーを飲みながら語らい、10時頃帰っていくようになりました。

それが数ヶ月続いたとき、男性が珍しく火曜に現れました。

「あのボトルと同じものをもう一本置きたいが、あの終わりかけているボトルに少しずつ足して、あのひとにボトルのウィスキーが尽きたと気づかせないでくれないか」

「承知いたしましたが、どうしたことでございましょう」

「私たちはお互い家庭を持つ身でありながら、愛し合っている。その関係がダラダラ続くのは良くないので、あの日に入れたボトルのウィスキーが尽きたときに別れようと約束したんだ。しかし、今あの人を失うなんて、私には耐えられない」

「承知いたしました」

そして水曜の晩、今度は女性だけが現れました。
「あのボトルのウィスキーをあの人に気づかれないように、減らしておいてくださる?
 私たち、あのウィスキーがなくなったときに別れることにしているんだけど、
 もうなるべく会いたくないの。主人も気づきかけているし、心がかき回されるのは、もうたくさん」

まったく反対の依頼をされて、さてどうしたものか、と私は思案しましたね。
結局、私はボトルに手も触れませんでした。

そして木曜になりました。随分と吹雪いた晩で、お客様方のコートには雪が積もっていました。

8時になり、寒さで鼻を赤くして男性がやってきました。
ご婦人はなかなか現れません。
男性はしきりに時計に目をやります。
もう20回ほど時計を見たとき、パタンと扉が開いて雪の中を走ってきたと思われるご婦人がいらっしゃいました。

「ごめんなさい、ちょっと用事が入って」
「いや、構わないよ、今来たところだ」

男性はウィスキーを、女性は「クレオパトラの夢」という綺麗なカクテルを飲み始めました。
男性はちびりちびりと惜しむようにウィスキーを飲んでいきます。最後の最後で、私は二人に声をかけました。

「こちら、ご予約されていた新しいボトルになりますが、いまお空けしますか?」

女性の目がぱっと男性に移りました。そして私は世にも美しいものを見ました。愛にあふれた涙と、笑顔です。「えぇ、私もいただくわ」

えぇ、その夜がお二人が来られた最後でした。
お幸せにおなりでしたらよろしいのですが。

・・・おや、お客様、あなたにカクテルを、とあちらの男性がおっしゃっていますが、いかがなさいますか?
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by kyonkoenglish | 2007-10-29 18:20

このブログの今後

いやー、終わりましたねショートショートに続く、朝の連続(無テレビ)小説。

瀬川は架空の人物なんですが、ある人に「手をつなぐのに飢えている」と言われたのが凄く印象的で、キャバ嬢に言ってみたら面白いかなと思って書いたのですが・・・。

もう始めた頃から非難GO!GO!(←汲み取ってください)

「イタい」「サムい」はともかくとして(認める)、

「あんなもの誰も読みたくないよ」とはこれいかに。

私は言った、「だったらお前が読むな!」

だいたいこんな感じで、私は友達が減っていきます。
別にプロ目指してるわけでもなし、素人の楽しみぐらい許してください。

短編では他に、主人公の女の子の前に突如現れたくるくるパーマの男の子にいきなり「結婚しようや」と言われる『カーリー・ボーイ』。

長編ではちょっとコミカルなタッチで『東大生は損ばかり』。
続編で『会社はヘンな人ばかり』を書いています。

でもいずれも長いのでもうここで連載することはないと思います。
また英語サイトとして頑張っていくので、よろしくお願いします。
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by kyonkoenglish | 2007-10-26 10:53

『手』 最終回

「前回私がついてた瀬川さんは、今日はお見えじゃないんですね」

「あぁ、あいつね」

村上はこともなげに言った。

「前のかみさんと離婚した後、会社の若い女のコと再婚したんだよ。
 もともと付き合いは悪いやつだし、まだ新婚アツアツで、夜遊びなんか
 してる暇ないんじゃないかなぁ」

「そうですかぁ」

特に関心なさそうに返答をしながら、絵里は動揺を隠すのに必死だった。

話題は「人気アイドルグループの中で、誰が一番好みか」
というものに変わっていたが、絵里の耳を素通りした。

瀬川には、手をつなぐ相手が現れたのだ。
もう私の手は必要ない。

そのことが、絵里の胸を締め付けた。

新しい手は、どんな手なんだろう。
瀬川はまた、あの大きな手で新妻の手を握るのだろうか。

「・・・さん、エリさん、お願いします」

黒服の声ではっと我に変える。
うなぎ屋のところに戻らなければならない。

「スタイル良いよねぇ、エリちゃんは」

うなぎ屋がなめるような目で絵里を眺める。

「ありがとうございます」

女を売る商売。

そんな言葉が脳裏に浮かぶ。

仲間だと思ってたのに。
同士だと思ってたのに。
瀬川さんは、私に離婚成立のことも再婚のことも話さないままいなくなった。
彼はただ、私との時間をお金で買っているだけってことをちゃんとわかっていたんだ。

わかっていなかったのは・・・私の方だった。
本当に、つなぐ手を欲しがっていたのは、私だったんだ。

・・・別に、と、絵里は自分に言い聞かせる。どうしたこともない。
そこそこ金を使ってくれる、良いお客さんが一人消えただけ。
たったそれだけのことだ。
自分を納得させようと必死な絵里の目から一筋の涙がこぼれ落ちた。

「エリちゃん、チョコ食わせてよ」

うなぎ屋のだみ声が今の絵里には聞こえてこない。

ただ、最初に手をつないだとき瀬川が呟いた

「やっぱり、良いもんだね」

という言葉が浮かんで消えた。

(了)
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by kyonkoenglish | 2007-10-23 19:04

『手』(7)

次のチョコレートを催促するうなぎ屋をあしらいながら、絵里はあの団体客の
テーブルにつきたいとそればかりを考えていた。

確か、リーダー格の人・・・村上さん、だったな。
絵里はトイレに立つといってうなぎ屋から離れ、トイレからの帰り道になにげなく
団体客に近づいた。村上を見つけてにっこりと微笑む。

「あれー、キミ見たことあるコじゃない」
「あ、覚えててくれたんですかぁ、超嬉しいー、またお会いしたかったんですよぉ」
「そりゃあその笑顔は忘れませんよ。ここ座るかい?」
「あら、村上さん素敵ー」

思っていたとおり、団体客は女の子を指名しているわけではなさそうだった。
絵里は黒服に向かって合図した。

「場内指名、入りました」

うなぎ屋のむくれる顔が目に浮かんだが、どうでも良い。
もはやベテランの絵里が村上の隣に座ると、
「最近入ったばかりでー」と言うような女の子たちの中で
一段と存在感を持った。村上も悪くなさそうな顔をしている。

「東京で一番美味しいラーメン屋」の話が一区切りつくのを待ち、
なにげなく村上にささやいた。

「前回私がついてた瀬川さんは、今日はお見えじゃないんですね」

「あぁ、あいつね」

村上はこともなげに言った。
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by kyonkoenglish | 2007-10-22 18:48

『手』 6

初めて手をつないだその日から、絵里と瀬川は同伴のたびに手をつなぐようになった。
時間が経つにつれ、手と手が馴染んでいき、瀬川の手が一番心地よい「いつもの手」
になった。失恋の傷も、瀬川と手をつなぐことで次第に癒えていく気がした。

手をつなぐからと言って、今までより親密になったというわけではない。
瀬川は二度と家庭の話をすることはなかった。
手をつなぐことに関しても一番最初のとき以外、何も言わなかったが、
少なくとも、毎回当然のように差し伸べてくれる手は、
しっかりと絵里の手を握り締めるのだった。

そして突然、それが起こった。

瀬川がまったく店に来なくなったのである。
何か気を悪くさせてしまっただろうかと考えても、思い当たるふしはない。
最初の一週目は仕事が忙しいのだろうと思っていたが、二週目になっても現れない。
こうなると、電話もメールもしにくくなってくる。無視されるのが怖いのだ。

長い固定客であるほど、来なくなるのにはそれなりの事情があるのに決まっていた。
私に飽きたのか。病気でもしたのか。転勤したのだろうか。
今日こそ、いや明日こそ来るだろう。
いつものように、「こんばんは・・・」と現れるのを期待して、
絵里はひたすら彼を待った。

瀬川が来なくなってから3ヶ月ほど過ぎた頃。
見たことのある団体客が入ってきた。
瀬川がこの店に初めて来たときの会社の同僚たちだ。

そのとき絵里は、うなぎ屋にチョコレートキャンディの紙をむいて
口にいれてやってるところだったが、
必死で目を凝らして団体の中に瀬川を探した。

いない。
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by kyonkoenglish | 2007-10-19 22:53

『手』(5)

火曜の夕方、待ち合わせのホテルのロビーで瀬川は煙草をふかしていた。

「お待たせー。寒いですね、今日」
「誕生日おめでとう」
「ありがとう。・・・瀬川さん。今日はお願いがあるんです」
「どうしたの」
「あのね、こないだ気づいたんだけど、私も今・・・手をつなぐ人がいないんです」
「・・・。」
「それで、瀬川さんがつないでくれたら良いなと思って、誕生日プレゼントとして」
「キミはやっぱり・・・変わってるなぁ」

瀬川は苦笑した。

「離婚訴訟中のオジサンに同情したかい」
「そんなんじゃなくて。私も瀬川さんも、手をつなぐ人がいない同士。
 二人がつなげば両方ハッピーじゃない」
「わかったよ、じゃあ・・・手をつなごうか」

瀬川が差し出した左手は、思っていたより温かくて大きくて、
少しぎこちなく、でも柔らかく絵里の手を包んだ。

「やっぱり、良いもんだね」

ぽつりと瀬川が呟く。

絵里は自分でも、なんでこんなことを言い出したのかわからなかった。
ただ、彼の『手をつなぐことに飢えている』という言葉は絵里の胸を突き刺した。
絵里も二年前に恋人に去られ、まだ傷は癒えてなかった。

私も瀬川さんと一緒なんじゃないか。
誰かと手をつなぐことに飢えてるんじゃないか。
その思いが、絵里に「手をつなぎたい」と言わせたのかもしれなかった。
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by kyonkoenglish | 2007-10-18 18:25

『手』(4)

瀬川はもう来ないのではないか。

翌週、絵里は接客に身が入らずそわそわしていた。
しかし、瀬川はいつもと同じように10時頃現れた。いつものウィスキーを飲んで、
絵里が前髪を少し切ったのに気づき、褒めてくれる。
思わず頬が緩む。

最近は前髪が流行ってるんです、バングスとか言って。
『プラダを来た悪魔』って映画、ご存知ですか?
その主人公が分厚い前髪が似合ってたから、みんな真似してるの。

絵里は話したいこと、聞きたいことが他にたくさんあるような気がしたが、
変に踏み込んでしまうのも怖かった。

「来週、誕生日なんです、私」

とっさに思いついた嘘だった。

「その日の同伴・・・、瀬川さんにお願いできないですか?」

「何曜日」

「え・・・っと、火曜日」

「そうだな・・・、仕事の都合がつけば、何とかなるだろう。
 どこかに美味しいものを食べに行こう」

あっさり承諾してくれてほっとしたのと、嘘をついた後ろめたさが残った。
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by kyonkoenglish | 2007-10-17 20:02