サバ(雌)。太平洋に浮かぶ小さな島で生まれる。上京後、コギャル系ローマ人を経てVIPPERへ。英語コンサルタントの顔も持つ。"qちゃん"という子猫を飼っている。 趣味は自作自演。japanese_sabaアットlive.jp


by kyonkoenglish

2007年度東大英語について

もはや大学入試の問題などまったく興味がないのだが、大泉が「第一問の要約問題がわからん!解いて!解いて!」としつこいので、もうしょうがない大泉だなぁと思いながら、ダウンロードしてみた(てへ)。

ついでに私なりの東大英語攻略法も書いておく。

【第一問】

(A)は毎年同じ。比較的難しめの英文があり(長さは毎年異なる)、日本語で短く要約せよ。という問題。東大英語は毎年問題形式が変わるのだが、この一問だけは何十年も変わらない。問題作成している教養学部の大御所が、どうしてもこれを無くすな、と駄々をこねているからだと聞いたことがある。

だが、決して悪い問題ではない、と思う。長い文章を読んで要点だけを簡潔にまとめよ、というのは東大現代文とも共通している方針だ。つまり、文章を読んでも要旨を掴んでいないと意味がないのだから、その能力を問うているわけだ。もちろん、ある程度難しい英文を読解できる能力が前提であることは言うまでもない。

ちなみに、今年の第一問の文章のレベルは、簡単ではないが別に難しくもない。普通。受かる人は当然解けているであろう問題。

(B)ここでいきなり長文…これはぎょっとするね。かなりのボリューム。例のパラグラフ並べ替え問題(これはよく出る)、ある段落の中で論旨とまったく関係ない文章を選べ、と面倒くさい問題のオンパレード。利口な受験生なら飛ばして後回しにするだろう。

【第二問】

(A)電子メールのやりとりの中で空欄を埋めよ、という英作文。こういう実用的なのを出すところが東大っぽい。点取り問題。

(B)今から50年の間に起こる交通手段の変化と、それが人々の生活に与える影響を想像して50~60語で具体的に示せ。
 TOEFLのWriting問題の簡易版といったところか。内容を考えるのが難しそう。あと交通関係の単語を知らなければ書けない。得点率は低かったと思われる。

【第三問】リスニング。

聴いたわけではないが、問題を見る限り、良問だったと思われる。

【第四問】 文法問題

(A) 英文の中の五つの文章に線がひかれており、一文ごとに一つ、文法上あるいは文脈上取り除かなければならない一語があるのでそれを抜き出せ。

結構高度な問題。限られた時間内というプレッシャーを感じながらだと、全問解けた人はそんなにいないだろう。

(B)2パラグラフの英文の中の3文に線が引かれており、和訳せよ。

良問。文章全体の意味をわかっていなければ、適切な訳ができないようになっている。文章は、大学一年生のときに使う教科書に載ってそうな、ややアカデミックなもの。これはかなり点差がついただろう。

第五問 長文問題

またまた長文。短編小説の一節(といってもこれが長い)を読み、問いに答えよ。

たいして難しくないけど、とりあえず量が…多いね…。

【総評】
英文の質が良く、良問揃い。ただし、ボリュームがすごい。何分で解くのか忘れたけど、全部解ける人はそんなにいないはず。最初にざっと最後まで目を通して、得意分野から解いて確実に得点に結びつけることができたかどうかが勝敗の鍵だったと思われる。さらにリスニングも良問だったため、得意か不得意かで点は割れたはず。

【東大英語攻略法】
過去問を解けるようになるのではなく、英語を使えるようになれ。これに尽きる。いくら過去問の「解法」を覚えても、その問題は二度と出ない。東大は、「英語の問題を解けるかどうか」ではなく、「英語が使えるかどうか」を聞いているということを肝に命じること。受験とは関係ないと思っても、質の高い英文を読み、書けるようになれ。それが最終的には点数につながる。

では具体的にはどうすれば良いか。

それは企業秘密なので、知りたい人はメールしてね☆(かわいい高校生の男の子限定)
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by kyonkoenglish | 2008-03-14 13:34