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サバ(雌)。太平洋に浮かぶ小さな島で生まれる。上京後、コギャル系ローマ人を経てVIPPERへ。英語コンサルタントの顔も持つ。"qちゃん"という子猫を飼っている。 趣味は自作自演。japanese_sabaアットlive.jp


by kyonkoenglish

コンサルタントを志すキミへ

昨日、「コンサルタントの条件」をテーマとした社内ワークショップに参加した。なかなか興味ぶかいものだった。私も入社して2年が経つ。学生の頃の「コンサル」のイメージがどう変わったか、何が必要だと思ったか、私なりに書いておこうと思う。

学生時代、学校やパーティで、とびきり格好よくて、スマートで、お金持ってそうな方々と出会った。そこで「コンサルタント」という職業を初めて知った。な、なんだアレは。よく知らないけど、自分もなりたい!そして三年後、私はこの世界に足を踏み入れた。

ごく簡単に言うと、コンサルタントとは、「お客様(企業)が改善できずにいる問題を見つけ出し、解決する」仕事だ。たいてい、自分たちの得意分野(経営・戦略、IT、人事など)を持っていて、そこを切り口に考える。

コンサルタントには、資格のような、自分の能力を証明するものがない。つまり、スキルを磨き、実績を積むことによってお客様に信用してもらう必要がある。

コンサルタントが身なりをぴしっとしているのは、「印象」が重要だからだ。「頭が良さそうに見える」のは、そう見えるための努力をしているということ。もちろん、中身がなければ仕方がないのだが、外見が駄目だと、中身を見てももらえない。

中身の話。これまでに見た素晴らしい先輩たちの持っていた能力や、スキル。
(そうそう、性格は、親切で世話好きで人の役に立つことに喜びを感じる人であることは前提です。)

第一に、コミュニケーション力。
私のコーチ役の先輩は、非常に問いかけがうまかった。「○○で困ってます。この先どうしよう」という私の悲鳴に対して、「うん。これは何をもとにして考えたの?」「そのとき、何のためにこれが必要だと思ったの?」と問いかけをするのである。答えていくうちに、はっとして何が問題か自分で思いつく。

これは、コンサルタントとして最重要事項、「お客様もわからない問題を、明白にする」スキル。コンサルタントのコミュニケーションとは、ただ仲良くなるのではなくて、このような会話ができなければならない。また、「あいつを信用して話そう」「あいつの言うことなら聞こう」と思ってもらえる信頼関係を築くのも大事。

第二に、自己研磨の精神。
昨日覚えた知識、先輩から盗んだスキルは、どんどんアップデートされていく。コンサルタントになる、ということは、一生勉強をし、人より秀でた知識やスキルを身につける努力をしていくということだ。その心構えがなくては、「売れるコンサルタント」にはなれない。

最後に、私自身の話。
第一印象で相当損をしているらしい。顔が怖いというのである。そういえば、アルバイトの面接で「あなたの顔はお客様に不安を与える」と言われたっけ・・・。知識もスキルもまだまだ。そうそう、スキルと言えば、どんなにPCが苦手な人でもエクセルとパワーポイントとアクセスが使いこなせなければ話になりません。苦手な人は、頑張ろう。え、私?未だに、頑張り中・・・。

学生時代に憧れていたコンサルとは程遠い。でも、知れば知るほど面白くなっていくこの世界。興味がある方、特に学生さんは、是非メールください。
by kyonkoenglish | 2008-01-29 18:18