第二章 国内での英語学習法開発(2)
2007年 08月 07日
⇒ドイツに滞在中の友達のブログ。ハマります。
■入社・英語サポートデスクの設置
2006年4月、某外資系IT企業に入社。
およそ半年の研修を受けて、それぞれのプロジェクト先で働き始める。
そんな時、別のプロジェクト先の同期からメールが来た。
「中国の開発部隊にメールを送っても返信が来ないんだ。英語が合っているか、見てくれないかな?」
見てみて、これでは返事は来ないだろう、と思った。
英文になっていない。
彼とメールをやりとりして意図するところを掴み、最終的に私が英文を作って送ったところ、たちどころに返信が来た。
それからというもの、彼が英語のメールを送るときは、まず私に送ってもらい、私が添削したものを相手に送るというフローができた。
しかし、話がここで終わってはいけない。
彼は、たまたま私と友達だからこのフローを使えるわけだ。
社内には、他にも正しい英語のメールが書けず困っている人がいるのでは?その人たちはどうしているんだろう?という疑問が浮かんだ。
次に来た同期からのオファーは、「海外出張までに基本的日常会話をできるようにして欲しい」というものだった。
早速、当社の海外出張をイメージしたテキストを作成し、自己紹介やミーティングで必須な言い回しを覚えてもらう特訓を行った。
私の「メール添削」や、「海外出張直前講座」は評判を呼び、口コミで利用者が増えてきていた。
少しずつ、この「外資系企業」の実態が見え始めてきた。
皆、「英語はなんとかなるよ」と言っているけど・・・、なんとかなっていないのではないか?
私の知り合いだけではなく、社内の英語で困っている人みんなにお手伝いをしたい。
よし、始めちゃおう。
私は「社内英語サポートデスク設置のお知らせ」メールを全社員に流した。
「・・・たとえば、こんなことで困ったことはありませんか?
・英語力を上げたいと漠然と思っているが、勉強方法がわからない
・英語のコミュニケーション力を上げたいが、語学学校に行く時間がない
・海外に出すメールが正確に書けているか自信がない
・海外出張先での英語が不安だ
このような、業務上の英語の「困った」解決のお手伝いをするのが
社内英語サポートデスクBang!です。」
正直なところ、こんなお知らせメール、無視されるだろうと思っていたのだが、直後、メールボックスが受信メールであふれ出した。
二日間で100通近い問い合わせが来て、私はニーズがあることを確信した。
私の「勝手な行動」は人事から大目玉を喰らったものの、結局、このサポートデスクは社内の認定サークルということで副社長に認めてもらうことができた。
私と英語との関わりはただ自分のために勉強するだけでなく、人を手伝うという責任が伴うものにシフトしていった。
■入社・英語サポートデスクの設置
2006年4月、某外資系IT企業に入社。
およそ半年の研修を受けて、それぞれのプロジェクト先で働き始める。
そんな時、別のプロジェクト先の同期からメールが来た。
「中国の開発部隊にメールを送っても返信が来ないんだ。英語が合っているか、見てくれないかな?」
見てみて、これでは返事は来ないだろう、と思った。
英文になっていない。
彼とメールをやりとりして意図するところを掴み、最終的に私が英文を作って送ったところ、たちどころに返信が来た。
それからというもの、彼が英語のメールを送るときは、まず私に送ってもらい、私が添削したものを相手に送るというフローができた。
しかし、話がここで終わってはいけない。
彼は、たまたま私と友達だからこのフローを使えるわけだ。
社内には、他にも正しい英語のメールが書けず困っている人がいるのでは?その人たちはどうしているんだろう?という疑問が浮かんだ。
次に来た同期からのオファーは、「海外出張までに基本的日常会話をできるようにして欲しい」というものだった。
早速、当社の海外出張をイメージしたテキストを作成し、自己紹介やミーティングで必須な言い回しを覚えてもらう特訓を行った。
私の「メール添削」や、「海外出張直前講座」は評判を呼び、口コミで利用者が増えてきていた。
少しずつ、この「外資系企業」の実態が見え始めてきた。
皆、「英語はなんとかなるよ」と言っているけど・・・、なんとかなっていないのではないか?
私の知り合いだけではなく、社内の英語で困っている人みんなにお手伝いをしたい。
よし、始めちゃおう。
私は「社内英語サポートデスク設置のお知らせ」メールを全社員に流した。
「・・・たとえば、こんなことで困ったことはありませんか?
・英語力を上げたいと漠然と思っているが、勉強方法がわからない
・英語のコミュニケーション力を上げたいが、語学学校に行く時間がない
・海外に出すメールが正確に書けているか自信がない
・海外出張先での英語が不安だ
このような、業務上の英語の「困った」解決のお手伝いをするのが
社内英語サポートデスクBang!です。」
正直なところ、こんなお知らせメール、無視されるだろうと思っていたのだが、直後、メールボックスが受信メールであふれ出した。
二日間で100通近い問い合わせが来て、私はニーズがあることを確信した。
私の「勝手な行動」は人事から大目玉を喰らったものの、結局、このサポートデスクは社内の認定サークルということで副社長に認めてもらうことができた。
私と英語との関わりはただ自分のために勉強するだけでなく、人を手伝うという責任が伴うものにシフトしていった。
by kyonkoenglish
| 2007-08-07 18:54