サバ(雌)。太平洋に浮かぶ小さな島で生まれる。上京後、コギャル系ローマ人を経てVIPPERへ。英語コンサルタントの顔も持つ。"qちゃん"という子猫を飼っている。 趣味は自作自演。japanese_sabaアットlive.jp


by kyonkoenglish

山崎富栄の日記、読了

本人たちが美化すればするほど、不倫というのは滑稽に見えるね。

渡辺淳一『愛の流刑地』をほんのり思い出す。
ローマ人時代後期はいろいろなけしからぬかたちの恋愛ごっこをやっていたけれど、妻子ある人と本気で恋愛っていうのは、、、あ・り・え・な・い。倫理的にどう、とかいうのではなく、滑稽な自分たちに我慢できないから。(滑稽といえば、相手が年上であればあるほど、ふと冷めて自分たちが滑稽に見える瞬間が増えるのも、このころ発見した法則。あれこそ、「ごっこ」)

死んでしまうほど相手を愛するというのは、わかります。ただ私の場合、富栄と違って、相手には「一緒に死のう」とは言ってもらえなかったけれど。(むしろ、言われたらしらける・・・)

そんなことを、帰り道、電話でqちゃんに話したら、「きょ。さんが、そんなに思い込みが強いとは思わなかった」と。過去のことをいつも話してはいるのだけれど、聞いているだけでは想像つかないか。「一度経験して、幸か不幸か生き残ってしまったので、もう二度と、そうはならないから大丈夫よ」「そうか、よかった」。

恋愛をしている二人って、この世のすべての男女の関係のなかで、二人の仲だけが特別だ、って、思い込んでしまうのよね。いやはや・・・もう決して、そんなことがありませんように。

日記を読みつつ、丸ビルとか東京駅とか、三鷹とか本郷とか、自分の知っている場所を太宰が実際に歩いていた様子を想像する・・・あぁ。東京に来て、良かった。
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by kyonkoenglish | 2009-04-30 22:55